今月号は「野生鳥獣による被害対策」を特集テーマとしてます。近年、鹿やイノシシ、サル、あるいは熊等の野生鳥獣による農林漁業への被害が全国各地で深刻な社会問題となっています。しかも昨今は、被害地域が農山村のみならず、全国規模でしかも全域的な広がりを見せています。それぞれの第一線で、具体的な対策に取り組んでいる事例や被害対策について紹介しています。

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10月号特集:野生鳥獣による被害対策

巻頭言 月尾嘉男(東京大学名誉教授)

 百年単位の国土政策の転換

 ①特集

「野生鳥獣による農林漁業被害の現状と対策について」

農林水産省 農村振興局 農林政策部 農村環境課 鳥獣対策室 

「最新クマ事情に基づく、この秋のクマ対策」

米田一彦(日本ツキノワグマ研究所 理事長) 

「進展するジビエ利活用 最近の取り組み」

藤木徳彦(NPO法人日本ジビエ振興協議会 理事長)

「ICTを活用した鳥獣被害対策」

金子春雄(塩尻市企画政策部情報政策課長)

 ②現地報告

北海道「今後のニホンジカ管理に求められる人材とその育成」

松浦友紀子(国立研究開発法人 森林総合研究所 主任研究員)

島根県美郷町「おおち山くじら」ーわが町の猪ベーションの取り組みー

安田亮(島根県美郷町産業振興課) 

 ③連載

教養講座「質問力で高める議員力・議会力」

土山希美枝(龍谷大学政策学部教授)

連載第7回 質問力を議会力に・前編

議会紹介Ver.4

田口一博(新潟県立大学准教授・明治大学兼任講師)

連載第6回 全多目的議場の新設 =刈羽村(新潟県)議会=

議員研修講座「市町村議員のためのよくわかる地方交付税」

進 龍太郎(総務省自治財政局交付税課 理事官)

連載第5回 基準財政需要額の算定方法①

議員研修講座「市町村議員のためのよくわかる地方債」

澤田洋一(総務省自治財政局地方債課 主幹)

連載第3回 地方債の資金

④広報クリニック

市町村議会広報クリニック

評者 吉村潔(エディター・広報アナリスト)

⑤わがまち自慢

奈良県生駒市/島根県吉賀町