今月号は「新年度政府予算と地方財政対策」を特集テーマとしています。一般会計の歳出規模が96兆円7218億円、前年度当初比0.4%増と、4年連続で過去最高を更新しました。また、安倍内閣の目玉政策として注目される「1億総活躍社会」の実現に向けて、子育て支援や介護サービスへの充実などが盛り込まれています。また各府省の重点施策についても掲載しています。
4月号特集:新年度政府予算と地方財政対策
巻頭言 堀場勇夫(青山学院大学名誉教授 地方財政審議会会長)
「地方自治」と公民連携を考える
①特集
「平成28年度地方財政計画について」
内藤尚志(総務省大臣官房審議官 財政制度・財務担当)
「平成28年度地方財政計画と自治体財政運営への影響」
小西砂千夫(関西学院大学大学院経済学研究科 人間福祉社会学部教授)
「地方創生と自治体行財政ーその留意点について」
新藤宗幸(後藤・安田記念東京都市研究所 理事長)
「平成28年度政府予算と地方の景気」
谷隆徳(日本経済新聞社編集委員兼論説委員)
②2016年度政府予算に見る各府省の重点施策
内閣府:「地方創生」に新交付金2000億円
総務省:一般財源61兆7000億円 税収、リーマン前に回復
厚生労働省:診療報酬改定はマイナス0.84%
農林水産省:TPP合意踏まえ、競争力強化に重点
文部科学省:スポーツ予算300億円を突破
国土交通省:観光予算が倍増 公共事業費はほぼ横ばい
経済産業省:人工知能などの実用化に重点
環境省:地球温暖化対策と震災復興の2本柱
③連載
教養講座「質問力で高める議員力・議会力」
土山希美枝(龍谷大学政策学部教授)
連載第1回 一般質問の意味と意義 一般質問は「たかが」か「されど」か
議会紹介Ver.4
田口一博(新潟県立大学准教授・明治大学兼任講師)
連載第1回 若者と未来を語る新潟市議会 =新潟市議会=
④わがまち自慢
熊本県熊本市/鹿児島県東串良町
第30回町村議会広報全国コンクール 表紙写真賞「グランプリ」は広島県世羅町議会、「特別奨励賞」に熊本県御船町議会など3団体を選奨
全国町村議会議長会