今月号は「ゴミの減量化とリサイクルの実践ー循環型社会の形成ー」を特集しています。近年、天然資源の消費を抑制し、環境への負荷ができる限り低減される「循環型社会」を形成することを目指した社会的な取組が活発化しています。「循環型社会」実現に向けて、循環資源について①発生抑制、②再使用、③再生利用、④熱回収、⑤適正処分の順に行われるべきとの基本原則を法定化した「循環型社会形成推進基本法」についての解説、また実際の現地での取組(京都京都市、徳島県上勝町)も交えながら、詳しく解説していきます。
5月号特集:ゴミの減量化とリサイクルの実践ー循環型社会の形成ー
巻頭言 保母武彦(島根大学名誉教授)
自治体ゴミ政策が未来を拓く
①特集
循環型社会の形成に向けた取組について
環境省環境再生・資源循環局総務課
循環型社会の関連データから見る今後の取り組みの方向性
橋本征二(立命館大学理工学部 教授)
ごみ減量~持続可能な社会を実現するために
服部美佐子(環境ジャーナリスト)
②現地報告
京都京都市
京都市におけるごみ減量の取組
新島智之(京都市役所環境政策局 循環型社会推進部 ごみ減量推進課 廃棄物企画係長)
徳島県上勝町
上勝町ごみゼロ(ゼロ・ウェイスト)宣言―2020年までに焼却・埋立処分をなくす取り組み―
菅翠(徳島県上勝町企画環境課)
③特別寄稿
ラグビーワールドカップ2019TM を通じた地域活性化について
足達雅英(公益財団法人ラグビーワールドカップ2019組織委員会開催都市業務局)
④時流観望
「令和」スタート 祝賀ムードで政権浮揚も=統一選終了、各党参院選に全力=
泉 宏(政治ジャーナリスト)
⑤連載
議会紹介Ver4
田口 一博(新潟県立大学准教授)
連載第33回 議員のなり手問題に取り組む=木祖村(長野県)議会=
新連載 教養講座「新地方公会計統一基準による地方公会計整備の審議活用」
鈴木 豊(青山学院大学名誉教授/学校法人青山学院常任監事/公認会計士)
議員研修講座「議会と予算決算」
新川 達郎(同志社大学大学院 総合政策科学研究科 教授)
連載第12回(最終回) 「これからの予算決算審議」
⑥市町村議会広報クリニック
芳野 政明(広報・編集コンサルタント)
議会だよりもろやま(埼玉県毛呂山町議会)
やしお市議会だより(埼玉県八潮市議会)
喜多方市議会だより(福島県喜多方市議会)
⑦わがまち自慢
新潟県湯沢町
北海道夕張市
⑧連載・地方議員のための健康と暮らし
第11回 睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは
磯貝進(青梅市立総合病院呼吸器内科部長)