今月号では「これからの地方議会」を特集しています。主権者教育の推進、地方分権と自治体議会の活性化、自治体議会改革の進展状況、議会の政策過程への関与について等、これからの地方議会改革に必要なテーマについてわかりやすく解説しています。また実際の議会の議会改革への取り組み事例を現地報告(岩手県久慈市議会・長野県軽井沢町議会)としてくわしく紹介しています。
10月号特集:これからの地方議会
巻頭言 廣瀬克哉(法政大学 副学長)
「地元で決められる」ことの価値は地方議会が担っている
①特集
「主権者教育の推進」
舩岡悠太(総務省 選挙部 管理課 選挙啓発係長)
「地方分権と自治体議会の活性化」
牛山久仁彦(明治大学政治経済学部地域行政学科長・教授)
「自治体議会改革は進展しているのか」
牧瀬稔(関東学院大学法学部地域創生学科 准教授)
「計画・予算への議会の取り組み〜政策過程への関与を深める議会へ」
新川達郎(同志社大学大学院総合政策科学研究科 教授)
②現地報告
岩手県久慈市
「久慈市議会の住民対話の取り組み」
長内紳悟・大石美奈(岩手県久慈市議会事務局)
長野県軽井沢町
「軽井沢町議会における議会改革の取り組みについて」
篠原幸雄(長野県軽井沢町議会事務局 事務局長)
③特別寄稿
「住民総会による議会廃止(の検討)から住民自治を考える」〜なり手不足問題の解消の道を探る〜(上)
江藤俊昭(山梨学院大学大学院研究科長・法学部教授)
④連載
教養講座 「議会基本条例を議会に活かす・住民に活かす」
吉田利宏(議会事務局実務研究会 議会アドバイザー)
連載第6回 – 一問一答方式の導入と反問権
議会紹介Ver.4
田口一博(新潟県立大学准教授・明治大学兼任講師)
連載第17回 住民の中で900万歩=女川町(宮城県)議会=
議員研修講座「市町村議員のためのよくわかる地方税」
中山貴洋(総務省自治税務局企画課 課長補佐)
圓増正宏(総務省自治税務局企画課 課長補佐)
連載第5回 地方税の徴収対策と電子化
⑤特別寄稿
「明治150年」に向けた取組について
植草泰彦(内閣官房「明治150年」関連施策推進室 参事官補佐植)
⑥時流観望
希望の党参戦で政権選択の大乱戦に=最大の争点は「安倍政治」ー10.22衆院選=
泉 宏(政治ジャーナリスト)
⑦市町村議会広報クリニック
吉村潔(エディター・広報アナリスト)
1.かるまい議会だより(岩手県軽米町議会)2017年7月26日発行 通巻210号
2.お元気ですか 寄居町議会です(埼玉県寄居町議会)2017年8月1日発行 通巻85号
3.かすが議会だより(福岡県春日市議会)2017年8月15日発行 通巻188号
⑧湊寅夫のNews解説―地方自治と内政の動き―
1.「核のごみ」マップ
2.IR実施法案