日本の感染症パンデミック対策は感染症指定医療機関(過半数は公立、公的病院)が少数選定されていただけで、数の上でも、施設整備や装備の面でも充分な状況にありませんでした。同時に新型コロナ感染症は、地域間格差が大きいことを示しました。大都市部と地方とでは当然必要とされる医療の内容は異なり、医療提供体制の質や量の面でも大きく異なりますが、それぞれの圏域で実効ある機能分化と連携体制の構築が、平時の医療にあっても、感染拡大時にあっても重要であることが示されました。今月号では様々な特集事例を通して「医師不足」、「偏在の苦しみの解消」が求められている地域医療の現状と今後について解説します。

  →月刊「地方議会人」ご購読のお申し込みはこちら

年頭所感    岸田文雄(内閣総理大臣) 

年頭所感    金子恭之(総務大臣) 

年頭所感    若宮健嗣(デジタル田園都市国家構想担当大臣)

年頭所感    野田聖子(内閣府特命担当大臣(地方創生))

新春ご挨拶 清水富雄(全国市議会議長会会長)

新春ご挨拶 南雲 正(全国町村議会議長会会長)

1月号特集:コロナと地域医療のこれから

① 特集

地域における医療危機を乗り越えるために

尾身 茂(独立行政法人地域医療機能推進機構理事長/新型コロナウイルス感染症対策分科会会長)

コロナ禍で明らかになった医療の課題克服に向けて    

小熊 豊(公益社団法人全国自治体病院協議会会長)

コロナ禍で職も住まいも失う人びとからのSOS~奔走する地方議会議員~

小椋修平(コロナ災害対策自治体議員の会 共同代表/東京都足立区議会議員) 

② 現地報告

群馬県富岡市・甘楽町・下仁田町・南牧村

4市町村合同によるワクチン接種の取組み

武田滋利(富岡市甘楽郡医師会会長)

東京都墨田区

墨田区モデル、それは議会と住民との危機モード共有

神足俊輔(毎日新聞くらし医療部記者) 

福井県福井市

「福井モデル」国内初の宿泊療養型施設

酒井明子(福井大学医学部看護学科教授) 

 時流観望

首相、「7・10参院選」に向け態勢強化=”ブレブレ”批判も支持率上昇で政権運営に自信=

泉 宏(政治ジャーナリスト)

④ 連載

教養講座 地方議会人のための予算・決算入門 ー議会の監視・政策提言力を高めよう

佐藤綾子(富山国際大学 教授)

第9回 住民への情報発信

議会運営講座 ポイント別でわかりやすい! 地方議会・議員の基礎知識

鵜沼信二(元全国都道府県議会議長会 事務局次長) 

第13回 質問と質疑

議員研修講座 シリーズ 女性議員はどうすれば増えるのか 

盛 泰子(佐賀県伊万里市議会議員)

シリーズ第4回 議会は「目指したくなる職場」ですか?

変える議会、変わる議会 ―改革はどこまで進んだか

人羅 格(毎日新聞論説委員)

第10回 人口問題を徹底議論、四国地方で改革をリード=徳島県那賀町議会=

随想 地方議会について考えたこと

木寺 元(明治大学政治経済学部教授)

シリーズ 第10回 地方政治研究と地方議会改革

⑤ 市町村議会広報クリニック

吉村 潔(エディター・広報アナリスト)

みさと議会だより(秋田県美郷町議会)

まつもと市議会だより(長野県松本市議会)

みんなの議会(長野県箕輪町議会)

→月刊「地方議会人」ご購読のお申し込みはこちら

→月刊「地方議会人」サンプル版の閲覧はこちら