新刊 地方議員のための選挙トリビア 選挙をめぐるあれこれ
河村和徳 著(東北大学大学院情報科学研究科 准教授)
価格:2,970円(税込・送料別) A5判 202頁
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書籍概要:地方議会にとって、地域住民の代表者を選ぶ選挙制度はとても重要なものです。本書は、選挙をめぐる「投票方式」「なり手不足」「投票率」などのテーマ別に講義を展開するスタイルで構成され、18歳への選挙権年齢の引き下げなど、変わりつつある近年の選挙環境の動向もフォローしており、地方議員の皆様が日本の民主主義を支える選挙制度の基本的な知識を得るために、わかりやすく解説した書籍となります。
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書籍項目:
本書を読む前に
本書に登場する調査
第一部 選挙の基本に関するトリビア
第1講 世界と日本の選挙の哲学(フィロソフィー)
第2講 選挙運動に対するスタンス 「べからず法」の公職選挙法
第3講 投票方式に対するスタンス 日本の投票方法は「ガラパゴス」
第4講 選挙人名簿 有権者登録は実は重要
第5講 投票弱者と投票権保障 より投票しやすい環境を考える際に
第6講 高齢時代を意識した投票権の保障策
第7講 進まない不在者投票などのオンライン請求
第8講 インターネット選挙運動が解禁された意義
第9講 統一地方選挙についておさらいする
第10講 大規模自然災害が発生したら選挙はどうなるか
第二部 選挙をめぐるトリビア
第11講 無投票という仕組みが抱える負の側面
第12講 投票率をめぐるあれこれ
第13講 多選が生じる構造と弊害について考える
第14講 どうして経歴詐称がたびたび起こるのか
第15講 「地域の悲願」達成で変わる地方選挙
第16講 2023年統一地方選を振り返る
第三部 地方議会にかかわるトリビア
第17講 地方に政党政治はそぐわない!?
第18講 定数削減となり手不足の微妙な関係
第19講 女性議員を増やすには
第20講 議長には誰がなる? 住民から見た議長職
第21講 地方議会のデジタル化をどう考えるか
第22講 韓国との比較から考える地方議会のデジタル化
第23講 地方議会も主権者教育の担い手
最 終 講 民主主義を支える仕組みの今後にむけて
おわりに
補遺:本書の執筆に利用した研究助成等