今月号は「地方都市の新生・再生に向けて」を特集しています。地方都市では、2000年をピークとして総人口は減少しており、国の推計では世帯数も2020年以降は減少すると予測されています。現実に、多くの地方都市では空き家や空き地などの低未利用地が増加しており、「都市のスポンジ化」といった表現をよく目にするようになりました。「地方都市の新生・再生に向けて」をテーマに、人口減少時代における土地利用のあり方、地方都市の再生に向けたまちづくりの実践について各識者より詳しく解説、また佐賀県武雄市、青森県田舎館村における地方都市の新生・再生に向けての実践的取り組みについても現地報告として紹介していきます。

 

→月刊「地方議会人」ご購読のお申し込みはこちら

会長就任挨拶

第63代全国市議会議長会会長 野尻哲雄(大分市議会議長)

第35代全国町村議会議長会会長 松尾文則(佐賀県西松浦郡有田町議会議長)

 

9月号特集:地方都市の新生・再生に向けて 

巻頭言  総合性と実践性に重点を置く「地域づくり人材」の育成ー地方創生における公立大学の役割

矢田俊文 (九州大学・北九州市立大学名誉教授)

①特集

地方都市の新生・再生に向けての提言

神野直彦(日本社会事業大学学長・東京大学名誉教授)

人口減少時代における土地利用計画のあり方

川上光彦(金沢大学名誉教授)

まちのへそからはじまる地方都市の再生

福川裕一(千葉大学名誉教授・一般社団法人クリエイティブタウン推進機構理事長)

地方都市の再生に向けた土地利用のあり方ー市街地周辺部に着目して

眞島俊光(株式会社日本海コンサルタント計画研究室 担当グループ長)

②現地報告

佐賀県武雄市

市民を巻き込むシティプロモーション― 新しいキャッチコピーができるまで 

古賀浩紀(佐賀県武雄市広報課 広報係 シティプロモーション室)

青森県田舎館村

田んぼアートによる地域活性化

鈴木徹(青森県田舎館村 企画観光課 商工観光係 主事)

③時流観望

政局秋の陣は党・内閣人事が焦点に=日韓関係泥沼化で首相は対応に苦慮=

泉 宏(政治ジャーナリスト)

④連載

教養講座「新地方公会計統一基準による地方公会計整備の審議活用」

鈴木 豊(青山学院大学名誉教授/学校法人青山学院常任監事/公認会計士)

連載第5回 純資産変動計算書の作成と審議での活用 

議員研修講座 具体例から学ぶ地方財政の基礎知識

新川 達郎(同志社大学大学院 総合政策科学研究科 教授) 

連載第4回 国と地方の財政関係

議会紹介R-1

田口 一博(新潟県立大学准教授)

連載第3回 議員連盟の連携力=青森県八戸市議会=

⑤市町村議会広報クリニック

芳野 政明(広報・編集コンサルタント)

くりはら市議会だより(宮城県栗原市議会)

みらい 潮来市議会だより(茨城県潮来市議会)

伊豆市議会だより(静岡県伊豆市議会)

⑥わがまち自慢

山梨県富士川町

岐阜県大垣市

→月刊「地方議会人」ご購読のお申し込みはこちら

→月刊「地方議会人」サンプル版の閲覧はこちら