令和元年版「労働経済の分析」によれば、近年、中小企業を中心に、地方圏の人手不足の状況が三大都市圏を上回って推移しており、人手不足の理由として、地方圏の企業は、三大都市圏の企業に比べ、「新規の人材獲得が困難」「都市部への人材流出」「従業員の自発的な離職の増加」等を理由に挙げる企業が多いとされています。また、この全国的な人手不足の状況は、2020年に入り大きく変容しています。新型コロナの影響が、観光業、文化芸術関係、飲食・娯楽サービスなどを中心に広範な分野における消費行動の低迷と雇用環境の悪化をもたらしています。今月号では新時代の地域雇用創出に向けて議会が何をすべきか、現地の具体的事例を交えながら解説していきます。

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年頭所感    菅 義偉(内閣総理大臣) 

年頭所感    武田良太(総務大臣) 

年頭所感    坂本哲志(まち・ひと・しごと創生担当大臣)

新春ご挨拶 野尻哲雄(全国市議会議長会 会長)

新春ご挨拶 松尾文則(全国町村議会議長会 会長)

1月号特集:新時代の地域雇用創出に向けて

① 特集

地域における人手不足の課題と自治体の対応について

植田昌也(総務省自治行政局 市町村課長)

地域とゆるくつながる選択肢の増加を ―地方副業、サードプレイス、ワーケーションとは            

石山恒貴(法政大学教授・大学院政策創造研究科研究科長)

新型コロナ感染拡大が雇用に与えた影響をいかに乗り越えていくか

中井雅之(独立行政法人労働政策研究・研修機構 総務部長)

アフター・コロナにおける地域雇用の創出に向けた課題

安井洋輔(日本総研調査部 主任研究員)

② 現地報告

青森県八戸市

コロナ禍、AIと福祉の連携に挑戦           

亀橋 進(就労継続支援A型事業所 株式会社はちのへ 東奥朝日ソリューション 代表取締役) 

茨城県結城市

テレワークに、地域交流の核にyuinowaを! ―コロナのもとでのサードプレイスの挑戦               

小笠原 伸(白鴎大学経営学部 教授) 

 時流観望

「GO TO政局」混迷で支持率急落=首相「ガースー発言」「ステーキ会食」で苦境に=

泉 宏(政治ジャーナリスト)

④ 連載

教養講座 市町村議員のためのわかりやすい新地方公会計

一般社団法人 青山公会計公監査研究機構

第9回 議会における公会計情報の活用 ―海外先進事例の予算管理に学ぶ

議会運営講座 ポイント別でわかりやすい! 地方議会・議員の基礎知識

鵜沼信二(元全国都道府県議会議長会 事務局次長) 

新連載 第1回 議会・議員の役割と長との関係 議員の身分の発生と喪失

⑤ わがまち自慢

石川県七尾市
北海道厚真町

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